朝日商工株式会社

〒537-0024
大阪市東成区東小橋1丁目14番20号
TEL 06-6972-6261
FAX 06-6972-0088
社長 谷村 貴洋

私の義祖父小谷寅治が創業者です。京城府(現在のソウル特別市)にて独立して商売を始めたが、昭和19年戦争の為招集され、この土地で敗戦を迎えたそうです。海外から引き揚げ食うや食わずの厳しい生活を経て、昭和21年8月大阪市南区で朝日ゴム商会を創り、工業用ベルト、ゴムホースの販売を始めました。昭和27年7月に現社名である朝日商工株式会社として法人組織に変更しました。その後は、プラスチック製品、機械器具、伝導機用品などに進出し、さらにその後は、省力運搬機器の需要に応じ、ホイスト、クレーン、減速機をはじめ、ゴム又はローラーによる運搬機の設計および販売に力を注いだとも聞いています。私の義父である小谷晃久は、中・高校時代には、家業の手伝いに忙しかったと聞いています。昭和40年、三ツ星ベルトでの研修を受け自社に入社し、営業や総務などの第1線を経験後、昭和54年二代目社長に就任しました。創業者が築いた事業をベースに、業界の流れを重視し、販路の拡大に邁進しました。社員個々の主体性を尊重した経営方針をまっすぐに進めていたようです。他方、所属していた西部工業用ゴム製品卸商業組合の組合活動にも真摯に関わり、組合員の各社従業員への教育・研修体制の確立に大いに貢献したとお会いした方々から故人へのお褒めの言葉を頂くたびに誇らしい気持ちになります。

現社長である私はと申しますと、平成11年大学を卒業し、システム機器の販売会社、その後商工会の中小企業支援機関での経営相談業務を経て、平成31年当社に入社しました。入社数年前に縁あって義父(小谷晃久)の三女と結婚し、現在一児の父親であります。私も義父同様、業務部、商品センター、営業部と様々な部署を経験させてもらいました。

令和3年10月 義父の突然の死で、急遽三代目社長に就任しました。5年弱という短い期間でしたが、義父と仕事でプライベートで接することが出来たのは大変有意義な経験だったと思っています。前社長が私に残してくれた言葉を繰り返し心に刻みながら、社訓である「感謝と反省」の気持ちを忘れず、全力で社業の発展に尽くしてまいります。

 当社が取り扱っている商品・サービスには、現在8つのセグメントがあります。「メカトロ機器」「工業用ゴム樹脂製品」「FA物流機器」「産業機器」「環境設備機器」「工作機械」「計測機器」「プラント設計と施工」です。工場丸ごとお任せくださいというスタンスです。これは、創業からの多年の努力の成果です。取り分け「メカトロ機器」「産業機器」「FA物流機器」「環境設備機器」は、時代の大きな要請があり市場規模の拡大やさらなる進化が楽しみなセグメントだと考えています。これから特に注力してるのは、カーボンニュートラルに貢献する「環境配慮商品」の探索です。8つのセグメントを横断して「環境配慮商品」を抽出し、全社で情報を共有しながら販路・仕入れ先の開発、営業の実践、情報の発信に至るまでテーマに基づきロジカルに取り組みたいと考えています。

社是

 迅速に確実に親切に流通の仕事を通じて社会に貢献する

社訓

 一、感謝と反省

 一、勇気と忍耐

 一、理解と調和

 一、合理化の推進

 一、情報社会に即應

※この社是、社訓は、創業者小谷寅治が制定したものです。 

 創業者、二代目社長、そしてその時々の社員が時代の要請に正しく誠実に対応していたんだと思います。誠実に商売し、現場でユーザーと営業マンが一緒に悩んで知恵を捻るということができることです。仕事に主体的に取り組むことができる、ユーザー様の要望をとことんまで突き詰める、そして真面目に向き合うことができるのが当社の社員自慢です。

 今、3歳の息子がいて子育て真っ最中です。中・高校とサッカーをしてました。左利きであったので左ウイングという役割を担ってました。今サッカーはしてません。2年前くらいからゴルフを始めました。西部工業用ゴム製品卸商業組合の皆さんがゴルフに熱心なのに触発されて、最近頑張っています。あと、読書や映画鑑賞・酒場めぐりも好きです。

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朝日商工㈱様を訪問して

インタビューに伺った本社ビルは、地下鉄長堀鶴見緑地線と環状線の交わる「玉造」から徒歩8分ぐらいのところにありました。レトロな玉造日之出商店街と高層マンションが程よく共存しているよく整備されたエリアでした。谷村社長は話すほどに小谷晃久氏のお眼鏡にかなっただけの、穏やかで控え目な性格ではあるのですが、芯にはしっかりと自分を持ってらっしゃるのが伝わってきました。予定を少しばかりオーバーしてしまいましたがとても有意義で楽しいインタビューでした。今後も益々のご活躍を祈念いたします。

(事務局 三谷正美)