クリヤマジャパン株式会社

〒540-6325
大阪市中央区城見1丁目3番7号
     松下IMPビル25階
TEL 06-6910-7013
FAX 06-6910-7035
取締役 生産調達本部長 山本正之

 創業者の栗山芳雄が昭和14年に檀浦ゴム商会を退社後、西区土佐堀に栗山ゴム商会を設立し、主として工業用ゴム製品を取り扱い、昭和15年法人組織に改め栗山護謨株式会社を設立しました。
昭和20年3月戦災を受けましたが、旭区森小路の仮社屋で営業を継続し、昭和22年北区梅ケ枝町に社屋を建築移転しました。昭和44年には創業30周年を期し、淀川区西中島に本社屋を建築、同時に社名を栗山ゴム株式会社に変更しました。
その後業容の拡大にともない海外にも展開し、昭和58年には社名をクリヤマ株式会社に変更しました。さらに平成16年には念願であった東証二部に上場を果たしました。
平成24年より持株体制移行に伴い、クリヤマホールディングス株式会社に商号を変更しました。平成30年、能勢CEO新体制のもと本社を中央区城見(現住所)に移転し、令和4年クリヤマ株式会社をクリヤマジャパン株式会社に商号変更しました。
現在のクリヤマジャパン株式会社は、クリヤマホールディングス株式会社傘下のアジアグループ中核事業会社として8社の子会社、関連会社と共に多角的に事業を展開しています。
中国をはじめアセアン各国を市場に持つアジアグループでは、産業資材、スポーツ・建設床材、スポーツアパレル等、独自の事業セグメントを形成し各分野での事業拡大を目指しています。

 経営理念~クリヤマグループの価値観

  1. 顧客の信頼をもとに、たゆまなく発展する会社
  2. 社員の豊かな生活を築き、家族ぐるみで愛される会社
  3. 常に、商品と技術に革新を求める会社

 社是

  1. 伝統で築き上げられた信用は、会社の礎である
  2. 企業の生命は、社員の成長と発展によって支えられる
  3. 利益は、目標追求の努力の結集である
  4. 人間信頼こそ経営の真髄である

 経営ビジョン

~クリヤマグループの未来像
「顧客のニーズをつかみ、持続可能な社会づくりに貢献する会社」

 産業資材事業では、排出ガス規制が厳しくなる中、その規制に対応する尿素SCRシステムの販売に注力しています。
尿素SCRシステムとは、ディ-ゼルエンジンから出る排気ガス中の窒素化合物(NOx)を無害化し、環境に配慮する技術です。世界各国で排気ガス規制が強化される中、当社は、建機・農機向けに尿素センサーモジュール・タンク等を提供しています。今後、この技術は、市場における優位性が見込める製品です。
 スポーツ・建設資材事業では、商業施設や鉄道施設向け床材をクリヤマオリジナルブランド商品として商品開発から品質管理、販売まで一貫して行っています。
例えば商業施設などに施工されている床材のセラミックタイルや鉄道向けでは安全を守るノンスリップタイルや点字タイル、プラットホーム先端と列車との隙間を縮め、乗客が安全に電車の乗り降りができるように新規開発された商品などがあります。
世界基準のパフォーマンスと安全性を実現するスポーツ床材も注目アイテムです。
2020年東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場のトラックは、イタリアモンド社製の全天候型ゴム製トラックを弊社が施工したものです。また、屋内競技においては、バレーボール、ハンドボールのコートの床材は、フランスのジェルフロア社のタラフレックスが使用されており、この施工も弊社が担当いたしました。
 スポーツアパレル事業は、登山用ウエアで世界のトップブランドであるイタリアのスポーツアパレル「MONTURA」の展開に注目してください。今年からプロフィギュアスケーターの浅田真央さんとアンバサダー契約を結び、TVCMを放映しています。実は浅田真央さんは弊社と契約する前から「MONTURA」を愛用されていたこともあり、今年からアンバサダーをお願いすることになりました。

 今年5月に開催された大阪ゴム商業会主催の「第1回フットサル大会」で弊社は優勝することが出来ました。参加10チームのかなりハードな戦いにもかかわらず、参加した人たちに聞くと「面白かった、楽しかった」という弾んだ声が聴かれました。チームに女性が1人おり、ポイントゲッターで彼女が決勝戦で決勝点を入れたと聞いています。 
従業員数は弊社だけで360名、グループ企業全体では1000名を超えております。職場は明るい雰囲気で、20~30代の若手も充実し、若々しい風通しの良いのが自慢です。

 大阪・守口の生まれです。昭和62年23歳でクリヤマ株式会社に入社し、初めての勤務地は広島営業所でした。入社4年後、27歳の時に念願であったアメリカの関連会社に研修生として出向する機会をいただき、アメリカ人とアメリカ文化に直接触れ、言語・習慣含めいろいろな体験をすることが出来ました。
最近のことでは、昨年まで5年ほど丹波市のOEMテクニカルセンターに勤務していました。丹波のエリアからは大阪へは通勤圏となる地域ですが、都会とは違い自然と穏やかな街並みの本当にいい街なのです。黒豆や松茸、猪肉、鹿肉、コメなどおいしい食べ物が豊富な地域です。
趣味といえば、いろいろやってきましたけれども、最近ではゴルフと釣りぐらいでしょうか。
クリヤマジャパン(株)では、生産調達本部長を拝命しています。お客様への製造ラインへの部品の供給を行っていますが、常に供給責任を果たすべく業務に取り組んでおります。