益岡産業株式会社
〒550-0013
大阪市西区新町1丁目18-13
TEL 06-6578-1341
FAX 06-6578-1361
社長 益岡 義啓
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―益岡産業さんの歴史を教えてください-
1984年(昭和59年)に父・益岡義明(現会長)が、Oリングメーカー益岡製作所(現エア・ウォーター・マッハ)から独立創業以来、工業用Oリングの専門商社としてその販売に携わってまいりました。
1989年(昭和64年)㈱益岡製作所の大阪営業所を合併するとともに、その後、福岡営業所、広島営業所と順次開設してまいりました。1997年(平成9年)現在地に本社屋を新築しました。2004年(平成16年)には、ISO14001を認証取得もしました。
私は、1997年(平成9年)弊社に入社し、2006年(平成18年)父の跡を継いで2代目の社長に就任致しました。就任間もない2008年(平成20年)世界経済を未曾有の大混乱に巻き込んだリーマンショックが今でも鮮明に記憶しています。100年に一度と言われた大不況で、売り上げや仕事がみるみるうちに激減し、出勤調整も行いました。その厳しい経験から得たものは、業務の効率化以上に、その危機を乗り越えられた社員との団結力だったと思います。今があるのもお客様、仕入れ先様、社員あってのことなのでこの感謝の気持ちを忘れず皆様のお役に立てるよう、社業に取り組んでまいります。
―益岡産業さんの社是・経営理念などを聞かせてください―
『創意工夫』が創業以来の基本方針です。
営業現場ではメーカーのネームバリューに頼った商売ではなく、お客様のニーズを探り出して営業に結びつける「提案営業」がその基本ですが、当社の商売の中心であるシール材、あるいはその周辺商品をいかにして拡大するかがポイントです。
―いま注力されていることをお聞かせください―
Oリングやシール材で一番重要なポイントは材料の選定です。弊社は創業以来40年シール材の専門商社として営業してまいりました。在庫量と種類の豊富さにおいて西日本でもトップクラスだと自負しています。豊富なラインナップとメーカーとの強いパイプによって得た知識と経験から、シール材使用箇所の流体の種類や圧力の大きさ、使用目的、組み込む機械など細かくヒアリングして最適な提案・選定を行います。そのために、年2回の営業全体会議などで商品知識のレベルアップを図っています。またインテックス大阪での「機械要素技術展」に20年ほど出展しています。弊社の広報とともに、思わぬ新規のお客様との縁が開くこともあります。
―会社自慢・社員自慢をしてください―
何事にも真面目に取り組む社員が自慢です。挨拶や整理整頓が行き届いています。
全社員の内60%が女性です。男性社員が外出中、そのフォローを十分に果たしてくれています。ここ数年、コロナなどでできなかった社員旅行をこの6月に実施出来ました。
楽しんでくれたと思っています。

社員旅行
弊社の社章は、社員さんからの応募で決定しました。デザインは、Oリングをねじった∞(無限大)と益岡のMを組み合わせています。
―社長の趣味をお聞かせください―
一つは「お祭り」です。私の住んでる藤井寺には『だんじり』や『布団太鼓』があります。だんじりは若い人に任せて、私は布団太鼓の現役の担ぎ手として活躍中です。太鼓の音に合わせて歩調を取り1.5トンもある神輿を40人ほどで担ぎます。気持ちをひとつにして力いっぱい担いで、はじめてみんなの心意気や熱気が観客に伝わり祭りが盛り上がります。